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【住宅修繕】家の補修は築何年でやる?時期・方法や依頼する業者の選び方を解説

【住宅修繕】家の補修は築何年でやる?時期・方法や依頼する業者の選び方を解説

住まいの寿命を延ばし、安全で快適な生活環境を維持するために住宅修繕は不可欠です。特に、家の基盤となる基礎やその他コンクリート部分の補修は、構造的な安全性に直結するため、特に重要です。
 
しかし「築何年ほどで補修が必要になるのか?」「どのような方法で補修を行うべきか?」さらには「どの業者に依頼すれば良いのか?」といった疑問を持つ方も多いでしょう。
 
この記事では、住宅修繕のコンクリート補修に焦点を当て、特に基礎などの重要な部分の補修が必要となる築年数の目安や、補修方法、そして信頼できる業者の選び方について詳しく解説します。

 

住宅修繕の重要性

家の安全性や快適性、そして寿命を伸ばすために住宅修繕は極めて重要です。特に、建物の基礎やその他コンクリート部分の補修は、住宅の構造的強度を維持し、将来的な問題を防ぐために不可欠です。
 
補修を怠ると基礎のひび割れや劣化は進行し、最終的には建物全体の安全性に重大な危険をもたらす可能性もあります。
 
適切な補修を行うことで、水分の侵入を防ぎ、建物内部への損害を最小限に抑えることができます。これは、カビの発生や内部構造の腐食を防ぐことにも繋がり、住宅を守る上で重要です。
 
また、定期的な補修は、不動産としての価値を維持または向上させることにも寄与します。将来的に売却や賃貸を検討する場合、良好な状態を保つことは、物件の魅力を高め、より良い条件での取引に繋がります。
 
さらに、早期の補修は、大規模な住宅修繕や全面的な改修が必要になる前に問題を解決するため、長期的に見てコスト削減にも繋がります。補修を通じて問題を未然に防ぐことで、より大きな損害や修繕費用の増加を防ぎ、住宅の寿命を延ばすことができるのです。

 

家の補修は築何年でやる?

家の補修は築何年でやる?

「住宅修繕は築何年経ったらやるべきか」という疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。
 
基礎やその他コンクリート部分の補修時期の目安や補修したほうが良い主な症状は以下の通りです。

 

時期の目安

一般的に、基礎など家のコンクリート部分の寿命は30年から40年程度とされています。ただ立地条件や使用されている材料、施工の質によって劣化のスピードは変わってきます。実際には、15年から20年程度で劣化の兆候が現れ始めることも少なくありません。
 
重要なのは、劣化の症状が見られたら、可能な限り早めに対処することです。劣化が進行すればするほど、補修に必要な費用や手間は増大し、場合によっては建物の安全性にも影響を及ぼす可能性があります。

 

主な症状

補修が必要な主な症状としては、コンクリートのひび割れや剥離が顕著な例です。これらの症状は、建物の構造的健全性に直接影響を及ぼし、未対応のまま放置すると、時間と共に悪化し、より深刻な問題へと発展する可能性があります。
 
ひび割れは、物理的なストレスや温度変化、地盤の動きなどによって生じ、最初は表面的なものであっても、内部への水分浸透を許し、建物内部の腐食やカビの発生の原因にもなりかねません。
 
また、剥離はコンクリート表層の劣化が進行し、その部分が削れたり層が剥がれたりする現象で、これもまた構造的な強度の低下や内部腐食のリスクを高めます。
 
これらの症状が見られた場合、建物の安全性を確保し、さらなる進行を防ぐためにも、専門業者による評価と適切な補修措置が必要です。

 

家の補修方法

家のコンクリート部分の補修

それでは次に具体的な補修方法を見ていきましょう。
 
家のコンクリート部分の補修は、補強材を用いた方法が一般的です。様々な種類の補強材がありますが、適切な補強材の選択が求められます。
 
補強材は、劣化の症状が見られる部分に直接塗布します。適切な補強材が用いられれば、それによって家の構造強度は向上します。
 
さらに、より強靭な補修・補強をする場合には、「繊維シート貼り工法」も効果的です。優れた高強度と高弾性が特徴のポリアミド繊維を用いた繊維シートを利用します。
 
繊維シート貼り工法
 
引張強度は鉄の約7倍にも及び、宇宙船や航空機の部材、防弾チョッキ、消防防火服、橋脚の耐震補強、トンネル等の壁面補強など、幅広い用途で使用されているシートです。
 
繊維シート貼り工法では、繊維シートを亀裂やひび割れが発生したコンクリート表面に貼り付け、その上から特殊樹脂であるパワーアラストを含浸させて硬化させることで、補修箇所を強靭にします。
 
繊維シートを使用することで、家の耐震性は大幅に向上するため、地震対策にもつながります。

 

住宅修繕の費用について

住宅修繕にかかる費用については、補修方法や状況、修繕が必要な範囲などによって大きく異なりますので、一概に算出することはできません。
 
コンクリート補修の費用相場としては、通常の補修作業は1箇所あたり約1万円から2万円程度で、基本的なひび割れの補修、小さな損傷の補修が可能です。
 
一方で、繊維シートを用いた補修や補強を行う場合、費用は1㎡あたり2万円から3万円程度が相場といえます。

 

住宅修繕を依頼する業者の選び方

住宅修繕を依頼する業者の選び方
 
住宅修繕を依頼する業者を選ぶ際には、業者の専門知識、過去の実績、そして料金・費用の明瞭さが重要な要素となります。専門的な知識と豊富な経験を持つ業者であれば、住宅の状態を正確に評価し、最適な修繕計画を提案してくれます。
 
料金の透明性もまた、予期せぬ追加費用に悩まされることなく、安心して修繕作業を任せられるかどうかを左右します。
 
これらの基準を踏まえた上で、複数の業者から見積もりを取ることは、適切な業者を選ぶ上で重要です。見積もりを比較することで、サービス内容と費用のバランスを把握しやすくなり、ニーズに最も合った業者を見つけ出すことが可能になります。
 
また、見積もりの過程で業者とコミュニケーションを取ることで、その業者が要望に対してどの程度理解を示し、柔軟に対応してくれるかも判断できます。

 

家の補修・補強工事のご依頼は「ほっとホーム」へ

家の補修・補強工事のご依頼は「ほっとホーム」へ
 
家の補修や補強工事を検討しているのであれば、ぜひ「ほっとホーム」にお任せ下さい。
 
ほっとホームでは、建物の強度と耐久性を向上させるコンクリート補強材を用いた、住宅の補修・補強工事を行っています。この補強材は、1液性で常温湿気硬化するため、時間をかけずに施工が可能です。
 
基材に配合された特殊繊維のアラミド繊維が、コンクリートの約9.8倍の引張強度を持つ塗膜を形成し、アラミド繊維シートを貼り付けた塗膜は、コンクリートの57倍という驚異的な強固さを実現します。
 
また、接着性においても優れており、下地へのプライマー工事が不要で、1回の塗布で強靭な接着性を発揮します。硬化後は下地と密着して一体化し、塗膜体が剥がれることなくコンクリート母材からの破壊を防ぎます。
 
耐候性にも優れており、二酸化炭素の侵入や酸性雨によるコンクリートの中性化を抑止し、塩害や凍害などの要因に対しても高い抵抗力を持ちます。
 
施工性の面でも、1回の塗布で高い性能が発揮され、アラミド繊維シート貼り施工も容易に行えます。そして、美観性を損なうことなく、水分の浸透を防ぎ、撥水性も向上させます。
 
これらの特性により、お客様の大切な住まいを、美しく、かつ長期にわたって保護し続けることができます。
 
家の補修・補強を検討されている場合には、ぜひ「ほっとホーム」への依頼をご検討ください。

 

家の補修を検討されている方へ

家のコンクリート部分の補修は、状態や環境によって必要なタイミングが異なりますが、築15年から20年で劣化の兆候が現れ始めることもあるため、この時期を目安に点検を行い、必要に応じて補修を検討することが推奨されます。
 
補修は、補強材を用いる方法や、さらに強度を高める繊維シート貼り工法などがあり、建物の安全性を高めるために効果的です。
 
住宅修繕は専門知識や実績、明瞭な料金体系を持つ業者を選ぶことが重要であり、複数の業者から見積もりを取り、比較検討することが望ましいです。適切な時期に適切な方法で補修を行うことで、家の寿命を伸ばし、安全かつ快適な住環境を維持することができます。
 
家の補修・補強工事を依頼する業者選びで迷われた際にはぜひ「ほっとホーム」にご相談ください。
 
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