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毛虫駆除の方法と業者に依頼する場合の費用を解説

毛虫駆除の方法と業者に依頼する場合の費用を解説

毛虫が自宅の庭やベランダに発生すると、植物に影響を与えるだけでなく健康にも害を及ぼす可能性があります。

この記事では、毛虫が発生する原因から駆除方法、そして専門業者に依頼する際の費用について詳しく解説します。

毛虫の被害でお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

毛虫が発生する原因

毛虫が発生する原因

体や毛にとげが生えた蝶や蛾と同じ「鱗翅目(りんしもく)」の幼虫で、その中でも特に蛾類の幼虫で毛が多いものを「毛虫」と呼び、無毛な幼虫は青虫や芋虫と呼ばれます。

毛虫には様々な種類が存在し、人体に有害となる毒を持つのは、ドクガ、チャドクガ、イラガなどがあります。

毒針毛(どくしんもう)と呼ばれる毒針を持つ毛虫は特に危険で、誤って触れてしまうとかゆみやかぶれの症状を引き起こし、人によっては二度目に刺さるとアレルギー症状を起こすこともあります。
この毒針毛は、顕微鏡で拡大しないと見えない程の微細なものです。

それらの毛虫は、一般的に4月~11月頃に活動し、日当たりや風通しの悪い、ジメジメした空間で成長します。蛾は天敵である鳥やスズメバチから卵を守るため、葉の裏などに産卵します。

毛虫が発生しやすい植物としては、ツバキ、サクラ、ウメ、ツツジ、ヤナギ類などがあり、見つかりにくい場所に産卵するため、卵の存在に気付きにくく、卵が孵って、毛虫が大量発生してしまうのです。

自宅の庭に毛虫が発生しやすい植物を植えていたり、雑草が多い場合も毛虫の食糧となるため、発生する原因となります。

 

毛虫駆除の難易度

毛虫駆除の難易度

少数の毛虫の駆除であれば難易度は高くありませんが、大量に発生している場合には、危険も伴います。

一部の葉の裏に毛虫が密集していて、数が少ない場合であれば、自力での駆除も可能です。例えば、一本の枝についている葉のみに密集しているのであれば、その枝を伐採することで一度に毛虫を駆除できます。

しかし、毛虫はパッと見で分かる範囲にのみいるだけとは限らず、再発を防ぐためには庭全体の木や雑草などを確認する必要があります。

また、毛虫の中でもチャドクガと言われる種類の毒針毛は、素手で触れると強いかゆみや腫れなどを引き起こすことがあります。この毒針毛は約600万本もあり抜けやすいので、毛虫に触れてなくても衣類についたりしてしまうことで、発症してしまうことがあるので注意が必要です。特に風が強い日には気をつけなければなりません。

処分方法も難しく、飛散する毒針毛に注意する必要があり、地面に落ちた毛虫全てをトングなどを使って袋に入れ、毒針毛固着剤を散布し、更に駆除スプレーを散布して処分する必要があります。ほうきなどを使って集めてしまうと、毒針毛が飛散してしまう可能性があるので、一匹ずつ処分する必要があります。

毛虫に直接触れてしまうと、まれにアナフィラキシーショックを引き起こす可能性があります。

毛虫に刺されるとかゆみや腫れ、水ぶくれのような症状が出てきますが、蕁麻疹のような皮膚症状が現れたり、吐き気や息苦しさを伴うことがあります。それらは強いアレルギー反応であり、すぐに医療機関を受診する必要があります。

過去に毛虫に刺されたことのある方や、アレルギー体質の方はより注意する必要があるでしょう。

このように、毛虫駆除には目に見えない毒針毛に注意する必要があり、再発を防ぐためには毛虫を全て見つけて完全に駆除する必要があり、難易度は高いと言えるでしょう。

 

毛虫駆除の方法

毛虫駆除を自分で行う場合、毛虫に触れないような恰好で作業する必要があります。長袖・長ズボンにゴム手袋をはめ、首回りや顔などもタオルや帽子などを使用して、露出部分がないようにします。

また、毛虫が持つ毒針毛が抜けて舞ってしまうことから、無風、もしくは風の弱い日に作業しましょう。

用意するものとしては、ゴミ袋、トングもしくはピンセット、枝切りハサミ、毒針毛固着剤、毛虫駆除スプレーになります。

準備が出来たら、毛虫が付いている葉を確認し、葉や枝ごと切り落とします。毛虫は葉を食いつくすと移動範囲を広げるので、他にも毛虫がついている葉がないか確認しながら切り落としていきます。

落とした毛虫に毛虫駆除スプレーをかけ、トングやピンセットを使って袋に回収していきます。この時、ほうきなどを使ってかき集めると毒針毛が飛散してしまうので、注意しましょう。

ハサミが届かない高い場所に発生している場合は、毒針毛固着剤を使ってスプレーしますが、その際には毛虫が落下してくるので注意が必要です。

毛虫を全て回収し、袋に入れたら再度毒針毛固着剤をスプレーして密閉し、もう一枚袋に入れて燃えるゴミとして出します。その際には、「毛虫注意」と張り紙をしておきましょう。

地域によっては、燃えるゴミとして出せない場合もあるので、その地域の毛虫の処分方法を確認しておく必要があります。

また、毛虫駆除のスプレーには植物に悪影響が出る場合もあるので、育てている植物に影響がないか等も確認したほうが良いです。

 

毛虫駆除の費用相場

毛虫駆除の費用相場

毛虫駆除を専門業者に依頼する場合、かかる費用は一般的には、9,000円~15,000円程です。ただし、庭が広い場合や複数の木を対象とする場合、それを上回ることもあります。

金額に影響する要素としては、毛虫駆除が必要な範囲の広さです。広いほど、作業時間や薬剤の量が増えるので、費用が高くなります。

駆除する毛虫の種類も金額に影響します。毛虫の中には毒を持っていない種類もありますが、チャドクガのような毒性が強い種類の毛虫駆除の場合は、防護服が必要であったり、特別な薬剤が必要となり、料金が高くなる傾向にあります。

また、一度毛虫が発生した木は再発の恐れがあるので、再発防止のために薬剤散布をおこなう必要があり、毛虫駆除と再発防止それぞれの料金がかかる場合もあります。

毛虫駆除を専門業者に依頼する場合には、少なくとも3社に見積もりを依頼するようにしましょう。

見積もりの際には金額だけでなく、駆除方法や作業内容について詳しい説明をしてくれるか、追加料金は発生しないか、再発した場合のアフターフォローはあるか、使用する薬剤が人体や植物に影響がないか等も確認しておくと安心です。

 

毛虫駆除を依頼するなら

毛虫駆除を依頼するなら

毛虫駆除を検討されているのであれば、ぜひ「ほっとホーム」へご相談ください。

ほっとホームは、埼玉県を中心に関東全域対応をしている害虫・害獣駆除の専門業者です。

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毛虫の被害にお困りなら

毛虫は毒性のない種類もいますが、パッと見て種類を判断するのは難しく、チャドクガやドクガなどの種類は、顕微鏡で見ないと見えないほど微細な毒針毛を持っており、この毒針毛は約600万本もあり、抜けやすくなっています。

毛虫や、抜けた毒針毛に触れてしまうと、かゆみや腫れ、かぶれなどの症状が出るだけでなく、最悪の場合にはアナフィラキシー症状を発症することがあります。

毛虫駆除は、樹木の葉の裏や雑草の中などをしっかり確認して、広い範囲で行う必要があり、刺されないための防護や毒針毛が舞わないように、トングなどを使って一匹ずつ回収していく必要があるので、難易度が高いといえます。

そのため、毛虫駆除に関しては専門業者に依頼するのがおすすめです。

毛虫の被害にお困りの場合には害虫・害獣駆除の専門業者である「ほっとホーム」にぜひご依頼ください。